暑い夏、無意識に冷たい飲み物ばかり飲んだり、エアコンの効いた寒い部屋ばかりにいませんか?
女性の体は冷えやすく、暑い夏でも油断大敵!!
今回は夏でも体が冷えてしまう原因と、冷えがもたらすトラブルについてご紹介します。
暑い夏でも体が冷えてします原因とは?
体が冷えてしまう原因が4つあります。
1.女性は、冷えやすい身体の構造になっている
女性は男性よりも筋肉量が少なく、脂肪が多い体質をしています。
筋肉量が少ない女性は男性より体温を維持することが難しく、冷えにとても弱いです。
また、脂肪は体の熱を閉じ込めておく防寒剤のような役割をしており、脂肪自体に熱を生む力はないため、1度冷えてしまうと保冷材のようになり体を冷やしてしまいます。
女性の身体の構造を利用して、簡単に体が冷えているかどうかをチェックすることができます。
それが、二の腕や太ももなどの柔らかい部分は筋肉が少なく脂肪が多い部分に触れることです。そこを触ってひんやりしているなら体が冷えている証拠です。
2.エアコンの温度設定が低すぎる
女性と男性では体内で作られる熱量が違うため体感温度に5℃前後の違いがあります。そのため、男性が心地よいと感じる温度に設定していると、女性にとっては寒すぎる温度になってしまいます。
常に涼しい部屋にいると体がその温度になれてしまい、いざ外に出た時に温度差に体の順応が追い付かず熱中症になりやすくなります。
さらに、こういった生活を続けていると激しい温度差を感じる度に自律神経が乱れやすくなり、冷えの悪化やむくみを引き起こします。これがいわゆる冷房病です。
3.冷たい飲み物や生野菜ばかり食べている
夏にはアイスやジュースなど自然と冷たいものを摂取する機会が多くなります。
胃はお腹の真ん中にあり、血液を送りだす心臓とも隣り合っています。冷たい飲み物ばかり飲んでいるとお腹が冷える上に、心臓から送り出される血液まで冷えて血流が悪くなってしまいます。
体に熱がこもっている時は、熱を冷ましてくれる冷たい飲み物や生野菜が効果的です。しかし、キンキンに冷え切った飲み物を一気に飲むと胃が急激に冷えて血流が悪くなり、胃の動きが低下して胃もたれや胸焼けを起こしてしまうので注意してください。
4.過度な食事制限やカロリー制限
プールや海へ行く季節。体型が気になって極度なダイエットに取り組む方も多いですが、過度な食事制限やカロリー制限は体を冷やす元です。
体が熱を作るには食事から摂取したカロリーが必要不可欠です。常に空腹を感じたり、1000kcalを下回るような過激な制限はやめましょう。
食事制限のやり方や栄養バランスには気をつけましょう。
次回、冷えが引き起こすトラブルと冷えから守るポイントについてお伝えします。
参考にさせていただいたサイト様
http://eonet.jp/health/special/special26_1.html